ゲームのお仕事

ゲームキャラクターデザイナー

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ゲームキャラクターデザイナーはこんな仕事！

ゲームキャラクターデザイナーとは

ゲームキャラクターデザイナーは作品の顔となるキャラクターをデザインする仕事です。
コンセプトやキャラクター設定をもとに作品にあったキャラクターや背景ビジュアルを描きます。
自由にキャラクターを描けばいいというわけではなく、他作品との差別化や統一感を持たせることが重要です。

有名タイトルで新キャラが出てもすぐにその作品のキャラクターと認識してもらえるのは、この差別化と統一感が固定されているからです。
そのためにはキャラクターデザイナーの個性と実力が必要となります。

魅力あるキャラクターはそれだけで売り上げに大きな影響を与える重要な要素であり、
ゲームプロジェクトにおけるゲームキャラクターデザイナーの役割は非常に大きいです。

作品のメインビジュアルとなるキャラクターのデザインはゲーム開発において非常に重要な役割をもちます。
なので、企画の初期段階から関わることも多いです。

まずは、コンセプトアートやキャラ原案を作成し、少しずつ作品全体のビジュアルを固めます。
企画会議を重ね作品の世界観やキャラクターの設定が固まったら、いよいよキャラクターデザインです。

キャラクターデザインでは、単にキャラを描けばいいわけではなく、他のスタッフがモデリングやイベントCG制作で使う資料として描く必要があります。
なので、キャラクターの三面図や表情集、色の指定、小物デザインなど細部まで詳細に設定します。

キャラクターデザインが終わった後はゲームで使うアセットの制作や監修、パッケージ等公式アートの制作を担当し最後まで作品に関わります。

企画: まずは、どんなゲームを作るのか企画会議で話し合います。
ゲームキャラクターデザイナーはコンセプトアートなど作品の魅力をビジュアル方面から考えます。

キャラ原案: ゲームの世界観やキャラクターの設定をもとにキャラクターの案を作成します。
作品の根幹となるキャラクターのデザインなのでいくつもの案を出しより良いデザインを目指します。

キャラクターデザイン: 作品の顔となるキャラクターをデザインします。
メインビジュアルや三面図、表情集、小物デザインなど、どんなデザインのキャラクターなのかがひと目でわかる資料を制作しCGアーティストなど開発メンバーと共有します。

公式アート: キャラクターデザイナーはパッケージや雑誌への描き下ろしイラストなど公式アートの制作も担当することが多いです。
作品やキャラクターの魅力が伝わるイラストを描きます。

ゲームキャラクターデザイナーになるには、基本的な画力はもちろん、自分の個性も重要です。
ユーザーの目を引く絵柄があればそれだけで他と差別化ができます。反対に、没個性な絵柄だとまわりに埋もれて手に取ってもらえません。

しかし、個性的な絵柄というのは簡単に手に入るものではないのも事実です。
なのでまずは、美大やゲーム系専門学校に通いイラストレーターやゲームクリエイターとしてのスキルを身につけながらじっくりと実力を磨くのがオススメです。

スキルを身につけたらゲーム企業やゲーム系デザイン事務所を目指します。
フリーランスという道もありますが、まずは就職してゲーム開発の経験を積みましょう。

キャラクターデザインは
・会社所属のデザイナーが担当する
・有名イラストレーターにメインを担当してもらう
・メインキャラは内製しデザイン事務所にサブやモブキャラ、モンスターデザインを外注する
といったケースがあります。少ないチャンスを逃さないことが大切です。　

ゲーム開発は新規プロジェクト立ち上げからリリースまで3〜5年かかることも珍しくありません。
なので、キャラクターデザイナーには実績や実力、信用が求められます。
ゲーム会社での下積みやイラストレーターとしての活動を通して「この人に任せたい！」という信頼を勝ち取りましょう。

コミュニケーション能力: ゲーム開発は多くの人とチームで働きます。自分のアイディアを説明したり、CG班やデザイナーとの連携などコミュニケーションの機会は多いです。

キャラクターデザイナーに必要な資格というのはありませんが、イラストのスキルアップに役立つ資格があるので取得を目指すのがオススメです。

「色彩検定」は色に関する資格で、イラストやデザイン分野で役立つ資格です。
色の基本的な知識を問われるため、勉強することで論理的な色選びができるようになります。